【屋台グルメ Xôi Gà Number One in ホーチミン】ホーチミンのミシュラン掲載店で鶏おこわランチ！

Xôi Gà Number One

ミシュランビブグルマンを獲得する、ホーチミンの、“Xôi Gà Number One”にランチで訪問してきましたので、その情報を共有します！

ミシュランガイドにも載ったローカルフード店のもちもち鶏おこわは少しピリ辛で絶品！

アクセス方法やお店の雰囲気、支払い方法まで詳しくご紹介します！

※本ブログで記載の写真は、著者が自身で撮影したものです

Xôi Gà Number One
Xôi Gà Number Oneとは？
Xôi Gà Number Oneiへのアクセス
Xôi Gà Number Oneの内観
人気料理（sticky chicken rice with egg）
支払方法
最後に

Xôi Gà Number Oneとは？

先日、ホーチミン旅行中のランチで、以前から気になっていた鶏おこわの超人気店『Xôi Gà Number One（ソイガー・ナンバーワン）』に行ってきました！

店名の“Xôi Gà”はベトナム語で鶏肉入りもち米ご飯（鶏おこわ）の意味で、その名の通り鶏おこわ一本で勝負するお店です！

「ナンバーワン」と名乗るだけあり、その美味しさは折り紙付きで、地元の人々に長年愛されてきました。
実は創業から約70年にもなる老舗で、親子二代に受け継がれてきた伝統の味なんです。
近年ではミシュランガイドのベトナム版にも掲載され、一躍話題となりましたが、庶民派のローカル食堂としての雰囲気と価格はそのまま。据え置きの安さと素朴な美味しさで、今も連日多くの人で賑わっています！

鶏おこわは日本人の口にも合う料理で、日本のお赤飯や炊き込みご飯を思わせるもち米の食感と優しい味わいが特徴！
フォーやバインミーなどに比べると地味な見た目ですが、「一度食べるとクセになる！」とリピーターになる日本人旅行者も多い隠れた人気ベトナムグルメ！

Xôi Gà Number Oneiへのアクセス

Xôi Gà Number Oneはホーチミン市1区の中心部、ベンタイン市場（Bến Thành Market）のすぐ近くにあります！
ベンタイン市場の建物を正面に見たら、その右手（東側）に沿って走るファンボイチャウ(Phan Bội Châu)通り沿いにお店が位置しています！
市場からは徒歩で約2〜3分と超好立地なので、観光の合間にも立ち寄りやすいかと！

私もこの日は市場見物の後、お店まで歩いて向かいました。
大きな明るい水色の看板にベトナム語で「Xôi Gà」と書かれているのが目印です（ローマ字表記もあったと思います）！
お昼時だったこともあり、お店の前には既に数人の客が集まっていたのですぐに分かりました！

タクシーやバイクタクシー（Grab）を利用する場合も、「ベンタイン市場のXôi Gà Number One」と伝えればドライバーさんがわかってくれることが多いようです！

営業時間は朝7:00頃から夜20:30頃までと長く、朝食からランチ、夜ご飯や夜食まで好きなタイミングで利用できます！
定休日は基本的にないのも嬉しいポイント！

Xôi Gà Number Oneの内観

お店の外観は、いかにもローカル食堂といった雰囲気！
路面に面したオープンな店構えで、店頭には大きな蒸し鍋に入ったもち米や調理済みの鶏肉が堂々とスタンバイしています！
そのすぐ横、歩道上にはプラスチック製の小さなテーブルと低い椅子がいくつも並べられており、お客さんはそこで思い思いに食事を楽しんでいました！

私も店先の空いていたテーブル席に腰掛け、さっそく料理が来るのを待つことに。周囲には地元ベトナム人の常連らしき姿もちらほら見え、活気があります。観光客らしき外国人も何組かおり、ガイドブックを片手に写真を撮っている人もいました！

厨房では店員さんがテキパキと注文をさばき、大鍋から湯気を上げるもち米をよそっていました！
いわゆる清潔感は大丈夫かな…と少し心配でしたが、店内は思ったより整理整頓されており、テーブルもベトナムのローカル食堂としては清潔に保たれていました。これなら日本人でも抵抗なく座って食べられそうです！

壁には簡単なメニュー表が貼ってあり、英語表記や一部写真もあったので注文も安心！
基本はメインの鶏おこわのみですが、他に生春巻き（Gỏi cuốn）や鶏肉のフォーなど数品だけサイドメニューが載っていました。もっとも多くの人が頼むのは看板メニューの鶏おこわなので、私も迷わず「ワン・ソイガー！（1つXôi Gà）」と指でひとつ示してオーダーしました！

人気料理（sticky chicken rice with egg）

こちらのお店の人気料理はもちろん看板メニューの「Xôi Gà（sticky chicken rice with egg）」、日本語で言うと鶏肉のせもち米ご飯です！
注文して数分もしないうちに、お皿いっぱいに盛られた黄金色のおこわが運ばれてきました！

もち米の上に柔らかく煮ほぐされた鶏肉がたっぷりとのっており、その上からカリカリに揚げられたフライドオニオン（揚げ玉ねぎ）がこれでもかというほどトッピングされています。見た目はシンプルながら食欲をそそる香りがふわっと漂います。仕上げに店員さんが甘辛い醤油ベースのタレをひと回しかけてくれました♪

一口食べてみると…モチモチの食感！もち米は鶏の旨味が染み込んだスープで炊き込まれているようで、噛むほどにコクのある味わいが広がります。淡白な鶏むね肉も、タレと一緒に混ぜていただくことで程よくしっとり。そして何より香ばしいフライドオニオンが良いアクセントになり、もち米の甘みを引き立てています。素朴な料理だからこそ素材の風味が活きています！

味付けは全体的に優しい醤油風味ですが、後から少しピリ辛が感じられます！
おそらくタレか鶏肉の下味に唐辛子や黒コショウが使われているのでしょう。

辛いものが苦手な私でも問題なく食べられる程度で、程よい刺激が逆に食欲をそそります。
卓上にはチリソースやお酢などの調味料も置かれていたので、お好みでもっとピリッとさせることも可能です。私は途中で少しだけチリソースを足してみましたが、甘辛いおこわの味がキリッと締まってこれもまた美味しかったです！

ボリュームは見た目通りやや小ぶりで、日本のお茶碗軽く一杯分くらいでしょうか。女性や小食の方なら十分満足できますが、しっかり食べたい方は二皿頼むか、他のサイドメニュー（生春巻き等）を追加しても良いかもしれません！
実際、周りの男性客の中にはおこわをお代わりしている人もいました。
私は、他のお店も訪問予定だったため、一皿でストップしました！

ちなみに、おこわは冷めても美味しいのでテイクアウトする人も多いようです。私が訪れた時も、持ち帰り用にビニール袋入りの鶏おこわを買っていく地元のお客さんが何人もいました。これだけ美味しくてお値段は約30,000ドン（約180円）と激安ですから、毎日でも食べたくなるのも頷けるかと！

支払方法

支払いは現金（ベトナムドン）のみとなります！
ローカルな個人経営のお店ですので、クレジットカードや電子マネーは利用できません！
事前にドン紙幣を用意していきましょう。幸い一皿あたり数万ドン程度と安価なので、5万ドン紙幣（約300円）など小額紙幣があると便利です。
私も3万ドンを支払い、お釣りもしっかり受け取りました！

メニュー表に価格表示があるので、会計時に不安になることはありませんでした。店員さんは基本的に英語はあまり通じないようでしたが、指で人数や皿数を示すだけで問題なく伝わります。チップの必要も特にありません。混雑時でも前払いではなく食後払いのスタイルでしたので、食べ終わった後に店員さんに会計の旨を伝え、席でお支払いすればOKです！