はじめに!
パリから羽田への帰国便として、エールフランスのビジネスクラスに搭乗!
復路は最新シートを備えたエールフランス航空のエアバスA350♬
行きと帰りで機材もサービスも異なり、気分もルンルンに♬
他にもエールフランスのラウンジなどについても記載しています!
往路の体験記を見たい方は、下記から見てみてください!
ibis Paris CDG Airport
いよいよ帰国の日!
今回は早朝出発のフライトだったため、前日の夜は空港近くのホテル「イビス パリ シャルル・ド・ゴール エアポート (ibis Paris CDG Airport)」に宿泊しました
行きと同じように、パリ市内からタクシーでホテルまで!
RER B(郊外高速鉄道)は治安が良くないと言われているし、少し高めの金額を払って安全を確保できるならおすすめかと!




正面玄関はモダンでおしゃれ!
ホテルの目の前に、空港まで一直線でいける専用列車があり、そのターミナルには、日本で言うところの、まいばすけっとくらいのスーパーもあります!








上の写真はホテルのエントランスです!
基本的にはみなさん、旅行者かな?帰国前の人もいれば、到着したばかりの人など様々なでした!
部屋の写真は撮り忘れてしまったのですが、
こちらのホテルは、寝るための部屋という感じでとても狭いですね。。。!ただ寝るだけの分には十分という感じです!
ibisということもり、清潔感もしっかりとあります!
日本で言うところのアパホテルかな?それをイメージすると、期待と現実のギャップは少ないかも!
シャルル・ド・ゴール エアポートへ!
早朝5時過ぎ、まだ外は薄暗い時間にホテルをチェックアウト…!
ホテルを出て徒歩1分でCDGVALの駅入口があり、重い荷物を持って長距離を歩く必要がなかったのは非常に助かりました!




上の写真は駅のホーム!
空港のホームだったか、ホテルの近くの駅のホームだったか忘れちゃいましたが、少なくとも清潔感があり、観光客向けという感じです!
CDGVALに乗り込むと、早朝の車内は空いてたかな?CDGVALを降りるとターミナル2に直結しており、私たちの出発フライトが発着する2Eターミナルまでは案内表示に従って歩くだけです!
空港内は朝早い時間にも関わらず既に動き始めており、同じように早朝便に乗る旅行者たちがちらほら!
エールフランスのビジネスクラスは、SkyPriority(スカイプライオリティ)の待遇が受けられるため、チェックインカウンターや手荷物預け、保安検査場でも優先レーンを利用できます!
2Eターミナルのビジネスクラス専用カウンターでスムーズにチェックインを済ませました。
預け荷物に優先タグを付けてもらい、「4時間遅延」の情報などはこの時点では特に知らされず、定時出発の予定とのこと!
エールフランスラウンジ(ホールK)
私たちはまず2Eターミナル・ホールKのエールフランスラウンジに向かいました!
エールフランスはパリCDG空港に複数のビジネスクラスラウンジを持っており、ホールK、L、Mそれぞれにラウンジがあります。




ホールKのエールフランスラウンジの目印は、この大きい看板!この脇から向かうことができます!




ホールKラウンジに入ると、朝早いにもかかわらず、かなりの人数が利用していました!
広々とした空間にゆったりとしたソファやテーブル席が配されていたのですが、空いている席を見つけるのがやっとのこと(笑)正直、ここんなに混んでいるとは思いませんでした(笑)






ビュッフェカウンターには色とりどりの朝食メニューが並んでいます!
フランスらしく焼きたてのパンやペストリー類が充実しており、クロワッサン、パン・オ・ショコラ、バゲットなどが温かな香りを放っていました。
とりわけ印象的だったのはパンの美味しさです。フランスのパンは別格と言われますが、ラウンジで提供されるクロワッサンも例外ではなく、本当に美味しいです!一口かじるとバターの芳醇な香りが広がり、生地は外側がサクッ、中はしっとりふんわり♬
また、パンだけでなくホットミールもいくつか用意されています!スクランブルエッグやベーコン、ソーセージといった定番の温かい料理に加えて、ほうれん草のキッシュやチーズの盛り合わせなどフランスらしい軽食もあったかな?
エールフランスラウンジ(ホールL)
続いて出発ゲートのあるホールLへ!
ホールLラウンジはKよりややコンパクトな印象でしたが、その分ゲートに近く、搭乗開始時刻のアナウンスも流れるので安心!


上は入口ですね!チケットを確認してもらう場所です!




時間帯と光の入り具合ですかね?
ホールLのラウンジのほうが開放的で、人も少なく、良い感じの印象です!
食事のメニューは取り忘れてしまったのですが、ラウンジKとあまり変わらなかったと記憶しています!




朝からもちろん飲み物も置いてあり、フランスのものが置いてありました!
私は飲みませんでしたが、結構飲んでいる方もちらほら!
ハプニング発生!機材故障による出発4時間遅れ
搭乗予定時刻になり、機内に入り、30分ほど経過したのですが、一向に飛ぶ気配なし…
スタッフは丁寧に「機材に技術的な問題が発生しており、現在整備を行っています。現時点で新しい出発時刻は未定ですが、最新情報が入り次第お知らせします」と教えてくれました…
原因は具体的には言及されませんでしたが、どうやら搭乗予定のA350機に不具合が見つかったようです..
その後、いったん機内を降ろされることに…
空港内の待ち時間が、最初30分だった遅延予想は1時間になり、1時間経過したころに、また1時間伸ばされと、1時間ごとに少しずつ遅延が延長されるという悲しい展開に…
最終的に合計4時間遅れになりました。そのため、当初は私たちも「もう少しで呼ばれるかな?」と期待しつつ、じりじりと待たされる状況でした。
遅延中、エールフランスから乗客へのケアは最小限にとどまりました。
4時間という長い遅れでしたが、ミールバウチャー(食事券)の提供などは一切ありませんでした…
ただ最終的には、私たちは、最高に、最高に、最高に、喜ばしいことが起きましたが、まあ、それはまた後で!
時間がかなりあったので、私たちは空港内を探索していました!


シャルルドゴール空港内は、かなり広く、フランスならではのお店もたくさんです!結局、4時間ほど待つことになりましたが、ショッピングと思えば、楽しく過ごせます!




左上の写真は、機内から降りてきてすぐのときですね!人がたくさん!
もちろん疲れて休みたい人は、数多くの席があるので、そちらでゆっくりできますよ!
そうこうしているうちに、遅延開始から約3時間が経過した頃、ようやく搭乗ゲートに動きがありました。遅延見込みは合計4時間となり、私たちのフライトは当初の出発予定時刻より4時間遅れで出発する運びとなりました!




今回登場する飛行機です!空港に到着してからようやくです!




復路のシート&アメニティ詳細




エールフランスのA350ビジネスクラスはダークブルーを基調としたエレガントな内装で、シート毎に配置された羽ばたくヒッポカンポス(翼の生えたタツノオトシゴ)のロゴが高級感を演出!
1列に4席(1-2-1配列)が斜めに配置された座席は、往路で乗ったB777のビジネスクラスと一見似ていますが、細部を見るとかなり新しいデザインです!
シートの配置とプライバシー


A350のビジネスクラスシートは全席が通路アクセス可能な1-2-1配置で、シートは進行方向に斜めを向いたリバースヘリンボーン型になっています!
中央の2席はお互いに向き合う形で斜め配置され、夫婦や家族が並んで座るのに適したデザイン!




各座席には引き戸式のスライドドアが付いており、シートに座ってドアをスッと引き出せば、自分だけの小さな個室空間が完成します!
シートの快適性とリクライニング




エールフランスA350のビジネスクラスシートは、Stelia社製の「Opera」シートを採用とのこと!
これは本来ナローボディ機向けに開発された製品をワイドボディ機用にカスタマイズした特注品!
座ってみると、肩周りや肘周りのスペースが十分にあり、シート自体のクッションも厚みがあって快適です。
シート表面はしっとりとした質感の革張りで、高級車のシートのような肌触りでした。往路B777のシート(古い布張りタイプ)は柔らかめのクッションでしたが、A350の革シートは程よい張り感があり、体をしっかり支えてくれる印象です!




リクライニングは電動式で、完全に水平なベッド状態(フルフラット)になります。シート長は約2メートルほどあり、身長170cm台の私が足先を伸ばしてもしっかり収まりました!
シート周辺の設備と収納


まず目につくのが大型の個人モニターです。A350のビジネスクラスには18.5インチほどのワイドスクリーンモニターが備わっており、往路B777の旧型モニター(15インチ程度でやや解像度も劣る)と比べて格段に見やすくなっています!このモニターはタッチパネル操作が可能ですが、手元のリモコンでも操作できます。




テーブルや収納スペースの作りも洗練されています。大きなサイドテーブルは離着陸時には収納されていますが、必要に応じてスライドで引き出せ、食事の際には十分な大きさを確保できます
テーブル表面はウッド調の仕上げで高級感があり、ドリンクを置く窪みにはさりげなくエールフランスのロゴが刻まれていました。
収納に関しては、座席横に小物用の収納ボックスが設けられています。これはイヤホンやメガネ、スマートフォンなどを入れるのにちょうど良いサイズで、扉つきなので中身が飛び出す心配もありません。
内側は起毛素材で保護されており、しかも中にUSBポートやコンセントがあるため、スマホを充電しながら収納しておくことも可能でした!
テクノロジーと電源周り


新しいA350シートには最新のテクノロジーも備わっています。各席にはユニバーサル電源コンセント(AC電源)が1口、USB-AとUSB-Cポートが各1つずつ配置されていました!
USB-C対応は往路機材には無かったので、時代の変化を感じます。
アメニティキットと備品


シートには他にも枕とブランケットがセットされていました。ブランケットは厚手で肌触りの良いもので、深いネイビーカラーに赤いエールフランスロゴ刺繍が入ったセンスの良いデザインです。
広げると体全体をすっぽり覆える十分な大きさがあり、これなら機内の冷房が強くても安心です。
枕もビジネスクラス用だけあって大きめで、柔らかすぎず首をしっかり支えてくれる感じでした。
エールフランス ビジネスクラスの昼食
搭乗して、1~2時間すると、1回目の機内食の提供が開始!








エールフランス ビジネスクラスの機内食では、メニューの中から、メインを1つ選べるのですが、今回は「蟹と海老のラビオリ」を選択!飲み物も幅広く取り揃えており、好みに合わせて好きなだけ注文することができます!


最初に提供されたのは、前菜とフランスパン!
フランスパンは、外はカリッ、中はもっちりのバゲットにバターを塗り、一口齧ると至福!
フランスの旅行中ずっと思っていたのですが、どんなお店であろうと、機内食であろうと、パンのクオリティが日本のと段違いで美味しいです!さすがフランスでしょうか♬
また、この前菜がパンともよく合い、美味しいです!
個人的なおすすめは、この前菜をフランスパンにディップして食べること!


続いて、メインの「蟹と海老のラビオリ」です!
左上のブレトンカレーソースをたっぷりとラビオリにかけていただきます♪
ラビオリの中身は蟹と海老のすり身を合わせたもので、一つ一つがふっくらと膨らんだ半月型をしていました!
口に入れた瞬間、蟹と海老の風味がふわっと感じられます!
餡にはズワイガニのほぐし身と小エビが贅沢に使われていて、また、ラビオリの生地は薄めで滑らか、なおかつモチモチとしており、噛むと餡のジュースが染み出してきます!
周囲には鮮やかな緑色のほうれん草ソテーが添えられ、ソースやラビオリとの相性抜群です!
メインを平らげた頃にはお腹も心も大満足でしたが、ビジネスクラスの食事はまだ続きがあります
仏料理と言えば忘れてならないチーズとデザート♬
ただし、チーズはお腹いっぱいにで食べられず、今回はデザートとコーヒーのみ頂きました!




最後にデザートです!
今回はヘーゼルナッツとキャラメルバトンでした!
一口食べると、ヘーゼルナッツの香ばしさとダークチョコのビターな風味が絡み合い、甘さ控えめでとても上品!
ケーキの上にはヘーゼルナッツが散らしてあり、カリカリとした食感も楽しいです♪
また、食後のコーヒーも頼み、ぐっと飲み干し、機内食フルコースが終了しました!
ビジネスクラスならではの豪華な食事でほんと大満足です!
フライト中の過ごし方(エンタメ、睡眠、Wi-Fi、家族での時間)
お腹が満たされた後は、長距離フライトならではのゆったりした時間をすごします!
パリから東京までは約12〜13時間の空の旅!
せっかくのビジネスクラスですから、食事だけでなくエンターテインメントや睡眠なども存分に楽しまなければもったいないかと!
エンターテインメントを満喫
エールフランスの機内エンターテインメントシステムには、最新映画からクラシック映画、海外ドラマ、音楽、ゲームまで幅広いコンテンツが揃っていました。日本路線ということで、日本語吹替や日本語字幕付きの映画も多く、気軽に楽しめます。
大きなスクリーンと高音質のヘッドホンで観る映画は格別ですよ!
機内Wi-Fiの利用
エールフランスのA350はWi-Fi完備で、いくつかのプランが提供されていました!
無料で使えるのはテキストメッセージング(チャット)に限定した「メッセージパス」で、WhatsAppやLINEなどの文字メッセージ送受信は追加料金なしで可能でした!
また、有料でウェブ閲覧やメールに使えるパスもありました!
料金はフライト時間に応じて定額で、パリ~東京線では確かフルフライトで20ユーロ前後だったかなかな?
シートをフルフラットにして仮眠
食事と映画を楽しんでいるうちに、離陸から数時間が経過しました。現地フランス時間では午後、しかし日本時間ではもう夜中にあたります。日本到着も翌日となるので、体調を整えるためにも機内で少し眠っておくことにしました。ビジネスクラスの醍醐味はやはりフルフラットベッドでの快眠です。
母は横になりながらも機内誌を読んだりしていましたが、いつの間にかスヤスヤと寝息を立てていました!
往路エコノミー(過去の旅行)では足も浮腫んで辛かったと言っていた母も、今回はフラットシートのおかげで血行も良いのか足のむくみもほとんど感じないと喜んでおり、とても良かったです!
ビジネスクラスキャビンは照明が落とされ、窓も全て電子シェードで暗くされていたので、ぐっすり眠ることができました!
私は3時間ほど仮眠をとりましたが、途中で目が覚めても隣の乗客との仕切りがあるおかげで人目を気にせず再び寝付けました!
この「自分だけのプライベート空間で眠る」という体験は、本当にビジネスクラスならではだと実感!
母も起きた後「足を伸ばせるだけでこんなに違うのね…疲れが全然残らないわ」と感心していました!
エールフランス ビジネスクラスの朝食
あっという間に、10時間程度が過ぎていき、朝食の時間となりました!
エコノミーと異なり、ビジネスクラスで経過する時間は本当にあっという間です!


朝食は、昼食ほどボリュームは多くなく、寝起きにぴったりです!
今回は、私はサーモンマフィンを選択しました!


コンチネンタルブレックファストのような感じです!
パンは相変わらず美味しく、バターやジャムをつけるととても美味しいですよ!
朝食が終わり、少し経過すると、着陸態勢に入ります!
着陸態勢に入ってからは、お手洗いには行けないので、このうちにすましておきましょう!結構混んでました!
羽田到着後の入国・手荷物受け取り
羽田空港に到着した時刻は、予定より4時間遅れのお昼近い時間でした!
本来は早朝5時台に着く予定が、遅延の影響で午前10時過ぎの到着となりました!
長時間フライトでしたがビジネスクラスの快適さのおかげで疲労感は軽いですね
日本のパスポートを持つ私たち家族は、自動化ゲート(顔認証ゲート)を利用できます!
一人ずつ機械の前に立って顔写真を照合。ものの数秒でゲートが開き、簡単に入国審査が完了します。
操作方法がわからなければ、係員に聞くと優しく教えてもらえますよ!
手荷物受取所では、Priorityタグ付きの私たちのスーツケースが既にターンテーブル上に並べられていました!
ビジネスクラス利用者の荷物には「PRIORITY」ラベルが貼られていたため、優先的に最初の方に出てきたようです
最後も荷物検査を行うも、特に引っかかるものはなくスムーズに通過!
無事、パリ旅行が終わりました!
往復を通じたコスト・マイル総括
今回のパリ旅行では、往復の航空券にJALマイルを利用しました。
エールフランス航空はJALマイレージバンクの提携航空会社であり、マイルを使って特典航空券を発券することができます。家族3人ビジネスクラスという豪華な旅でしたが、実際にどのくらいのマイルや費用がかかったのか、そしてそれに見合う価値があったのかを総括します。
- 航空券に使用したマイル: 東京–パリ往復のビジネスクラス特典航空券を3名分発券するのに、合計約330,000マイルを使用しました(1人あたり110,000マイル程度)。JALの特典チャートでは欧州往復ビジネスクラスは必要マイル数が多めですが、今回希望の日程で空席を確保できただけでもラッキーでした!家族で複数座席を取るのは難易度が高いものの、JALマイル提携のエールフランス便は比較的枠が取りやすい印象です!
- 支払った諸費用(税金・燃油サーチャージ等): 特典航空券でも空港税や燃油サーチャージは別途必要です。今回は大人3名分で総額約70,000円(1人あたり2~3万円前後)の現金支払いが発生しました。特にパリ発のフライトはフランスの税金やサーチャージが高めですが、JALマイルでエールフランス便を発券した場合、他の航空会社特典と比べても割安に感じました。実際、JAL自社便ビジネスクラス特典だと1人あたり往復でかなりの金額のサーチャージになるケースもあるため、それに比べればエールフランス便はかなり経済的!
- その他費用: 航空券以外では、パリでの滞在費や空港ホテル代、現地の移動費などがかかりましたが、こちらは本題ではないので割愛します。航空券が浮いた分、ホテルや食事はより豪華にすることができましたよ!
総括すると、JALマイルを駆使して実現したエールフランス航空ビジネスクラスでの往復旅行は、コスト面・体験面の両方で大きな収穫がありました。確かにマイルを貯めるまで時間も努力も必要でしたが、それを最高の形で家族の思い出に変えることができ、マイルの持つ力を実感しました!
補償金
さて、EU初の便が遅れた場合、距離と遅延時間に応じて、補償金が支払われるのはご存知でしょうか?
こちらは、また詳細な記述を記述しますが、
今回の遅延により、一人当たり96,000円!
3人で、合計約29万円の保証金を支払っていただきました!別に訴訟とかではなく、EUの法律で決まっているんです!
4時間でも何時間でも遅れてくれって感じで、ばんばんざいでした!
まとめ:ビジネスクラスで家族旅行するコツ
最後に、今回の経験を踏まえてビジネスクラスで家族旅行を成功させるコツをまとめます!
初めてマイルでビジネスクラス旅行を計画する方や、家族でワンランク上の旅をしてみたいと考えている方に参考になれば幸いです!
- マイル予約の計画は早めに&柔軟に
ビジネスクラス特典航空券は人気が高く席数も限られています。希望日程がある場合はとにかく早めに検索・予約しましょう!特に複数人分を同時に取るなら330日前?(JALの場合)の予約開放直後が狙い目です。また往復同じ航空会社にこだわらず、行きは提携社・帰りは別提携社など柔軟に考えるのも成功の鍵です。今回はJAL提携のエールフランスにしましたが、空席状況によっては他社便も検討すると良いでしょう! - 座席選びは戦略的に
家族で並びたい場合、シートマップをよく確認して配置を考えましょう。今回のような1-2-1配列では、中央の2席+近くの1席という組み合わせが会話しやすく便利でした。もし小さなお子様連れなら、2-2-2配列機材の場合隣同士の席を確保する、1-2-1なら中央を大人が挟む、など子供が不安にならない配置にします。また、足元広々のバルクヘッド席や、ペアに向いた席など各社によってベスト席が異なるので、事前に口コミなどで調べてみるのもおすすめです! - ラウンジは有効活用を
ビジネスクラスなら出発前のラウンジアクセスも含まれます。美味しい食事や飲み物を楽しめるだけでなく、搭乗までリラックスできる空間です。早めに空港に着いてラウンジで朝食やシャワーを利用すれば、フライト中の時間を有効に使えます。今回遅延中もラウンジのおかげで空腹やストレスが和らぎました!また、各空港のラウンジサービスは微妙に異なるので、時間があれば複数ラウンジをハシゴしてみるのも良い体験です(私たちもKとLでラウンジを利用しました)。 - 機内では遠慮せずサービスを享受する
ビジネスクラスはエコノミーとは異なり、サービスも充実しています。シートの使い方やリクエストなど分からないことがあれば、遠慮せずCA(客室乗務員)に尋ねましょう。 彼らはプロとして最上のサービスを提供しようとしてくれます。例えば寝具の追加や、飲み物のおかわり、記念写真を撮ってほしい等、できる限り応じてくれるものです。家族は初め遠慮していましたが、「お茶が欲しい時は声をかけていいのよ」と私が伝えると、その後は遠慮なくお願いして快適に過ごせました(たとえ言語が通じなくても、指差しなどのジェスチャーでもOK!)。 - 家族の体調と気持ちに配慮する
長時間フライトでは、普段飛行機に乗り慣れていない家族(特に高齢の両親など)は体調を崩しやすいです。ビジネスクラスとはいえ乾燥や気圧の変化は同じなので、水分補給をこまめにする、アルコールの飲みすぎに注意する、適度に足を動かすなど気をつけましょう。 - トラブル時こそ冷静に&ポジティブに
今回は4時間遅延というハプニングがありました。旅では予定外のことが起きるものですが、そんな時こそ冷静な判断と前向きな気持ちが大切です。遅延中、私はすぐに家族の日程を確認し、もしもの宿泊や移動プラン変更も頭に入れつつ、「ラウンジでゆっくりできてラッキーかもね」と前向きに声掛けしました。家族連れの場合、一人がイライラすると伝播しがちなので、リーダー役が明るく構えていると雰囲気が和らぎます!
以上、ビジネスクラス家族旅行のコツを挙げてみました。今回のエールフランスA350ビジネスクラス体験は、とても良い思い出となりました。快適なフライトとともにパリで過ごした時間、そして何より家族と深く向き合えた旅路は、プライスレスな価値があります。もしこれから家族旅行を計画している方がいれば、マイルを活用したビジネスクラスという選択肢もぜひ検討してみてください。丁寧ながらカジュアルに楽しめる空の旅が、きっと皆さんの絆をより深め、旅先での体験を何倍にも豊かなものにしてくれることでしょう。 Bon voyage!良い旅を!
最後に、往路のエールフランス ビジネスクラスの体験記もありますので、良かったら見てみてください!