【Guy savoy in Paris】パリ最高峰の美食体験!三つ星レストランの魅力♬

Guy savoy

パリのミシュラン常連のフレンチレストラン”Guy savoy”にランチで訪問してきましたので、その情報を共有します!
※本ブログで記載の写真は、著者が自身で撮影したものです

席の光景

Guy savoyとは?

世界が認めるグランメゾン・ギー・サヴォワ

パリ6区セーヌ河畔にある「ギー・サヴォワ(Guy Savoy)」は、美食家たちの憧れであるミシュランの星レストラン
フランスの名シェフ、ギー・サヴォワ氏の名前を冠したこのレストランは、ミシュランで最高評価を維持し続けるだけでなく、2016年以降フランスのレストラン格付け「La・Liste」で世界第1位に何度も輝いた経歴も持ちます!
2025年も同率1位を獲得(https://www.laliste.com/ja/laliste/world)!

世界が認める美食の殿堂であり、その評判を聞きつけて世界中から食通たちが足を運ぶ特別な存在
でもそんなに構えすぎる必要はないのでご安心を!
一歩店内に足を踏み入れれば、品格と温かみを兼ね備えたサービスと雰囲気に包まれ、誰もが特別な時間を過ごすことができると思います(たとえ言葉が通じなくてもです)

芸術品のような料理の数々

料理の数々は、まるで一皿一皿が芸術作品のよう
なかでも有名なのがアーティチョークと黒トリュフのスープ!濃厚で滑らかなこのスープは芳醇なトリュフの香りに満ち、、、と具体的な料理のレビューは後ほど!

どの料理もフランス料理の伝統に敬意を払いながら現代的なエッセンを加えており、素材の持ち味を生かした繊細かつ大胆な構成で魅了されるものばかり!
しかもちょっとした幸せになれる瞬間もところどころで用意されており、訪れた皆が笑顔にもなります!
「食べる喜び」を追求するギー・サヴォワ氏の哲学が皿の上に表現されており、訪れる人々にとって忘れられない時間になると思います♪

紳士的で心温まるおもてなし

料理だけでなくサービスの質も感動的

扉をくぐった瞬間から、まるでVIPを迎えるかのように複数のスタッフが笑顔で出迎えてくれるので、緊張もあっという間になくなります!

黒服のスタッフたちは皆紳士淑女のように礼儀正しく、身のこなしもスマートです!
テーブル担当の給仕(いわゆるバトラー)の丁寧な説明や気配りからは、お客様に最高の体験を提供しようという誇りが伝わってきます!
タイミングを見計らって料理の感想を尋ねてくれたり、写真撮影に快く応じてくれたりと、ホスピタリティがすごい良いです!
余りにも素敵すぎて、私は退店する際にツーショット写真をお願いしちゃいました♬

運が良ければシェフのギー・サヴォワ氏本人が各テーブルに挨拶に来てくれることもあるとか!
食事の後には「お口直しに」と自家製のパンや小菓子を手土産に持たせてくれる心温まる演出もあります!

訪れる前は少し敷居が高いと感じるかもしれませんが、一度足を踏み入れれば、スタッフの優しい笑顔と行き届いたサービスに緊張も解け、特別な時間を心から楽しめると思います!
フランス料理の真髄を味わえる料理、歴史と芸術が融合した空間、そして心に残る温かなサービス––そのすべてが揃った素敵なレストランなので、ぜひ一度体験していただきたいです!

Guy savoyへのアクセス

Guy savoyは、ルーブル美術館からセーヌ川を挟んで反対側、フランス国立造幣局 モネ・ド・パリの中にお店を構えています!
入口には警備員が立っており、入ってよいのか不安かもしれませんが、Guy savoyに来たことを伝えると丁寧に案内してくださいますよ!

Guy savoyのランチコース

ランチコースは全7品からなり、価格は一人あたり€260(ドリンクペアリング無し)、€365(ドリンクペアリング付き)の2つ
また今回はお祝いプレートを用意してもらったのですが、コース料金に含まれているという優しさ♬
決して安くはありませんが、世界最高峰の三つ星での体験と思えばお安いかと!

料理はアミューズからデザートまでゆったりと提供され、気づけば約3時間にもおよぶ至福のランチ
昼とはいえ内容はディナー同様に本格的で、季節の食材を織り交ぜた芸術的なコースです!

Lunch courseの内容

ランチコースの名前は、Keep it simple
コースを選んでねと言われるのですが、コースを選ぶ前から料理が提供され、少しびっくり!
高級店に慣れていないのでアタフタしてしまい。。。

Amuse-bouches

Amuse-bouches

アタフタしすぎて料理名をちゃんと聞けなくてとてももったいないことをしました。。。
左手からポテチ、真ん中がスープ、右がフィンガーフードですね!
美味しかったことだけは覚えています!

Lunch course: Keep it simple

ここからコース料理がスタート!
今回、私が選んだのは、ペアリング無しのコースです!
❄︎Lunch course: Keep it simple (260€)
・Bursting tomato in summer color
・Mediterranean bluefin tuna with caviar, a breton-style ragout
・”Raw/cooked” lobster with coral, with a carrot-lobster crisp
・Artichoke soup with black truffle, layered truffle mushroom brioche
・Bresse chicken ballotine with crispy skin ‘rice farci’ and chicken liver ‘gateau’
・Peach and jasmine
・Trolley of ice creams, sorbets, desserts jars and traditional biscuits

メニューの柄もとてもおしゃれ!常にワクワクが止まらないです!
しかも今回、家族のお祝いごとでの利用だったのですが、母親のメニューには一切の金額が書かれていないという心配りも
上の右下の写真がそのメニューなのですが、よーく見ると右上に書いていないです!

Mystery starter

メニューに記載のない料理でびっくり!
でも料理の中で、ビジュアルが一番美しい♬
そして、沢にキャビアを使用した前菜で、いきなりテンションが上がります!
ずっと写真を撮っていたいくらい!

Bursting tomato in summer color

真夏の太陽を映したような彩り豊かなトマトの一皿!
赤や黄、緑といった色とりどりの完熟トマトがアートのように盛り付けられ、見るからに爽やかでびっくり♬
中央にはぷるぷると揺れるゼリー状のトマトがあり、そっとフォークを入れるとはじけて清らかなトマトエッセンスがじゅわっと♬
ひんやり冷たいジュレと新鮮なトマトの果肉を一緒に味わうと、甘みと酸味の爽やかさが口いっぱいに広がり、とても美味しいです!

Mediterranean bluefin tuna with caviar, a breton-style ragout

ソースの上に宝石のように輝くマグロの断面とキャビアが盛られた、海の幸の一品
赤色を湛えた地中海産の本マグロに、上にはたっぷりと黒真珠さながらのキャビアが♬
マグロ自体は軽く炙ってあるのか表面にほんのり香ばしさがあり、でも中はレア!
添えられてあるクリーミーなソースは、人参や蕪、白い豆など素朴な野菜の甘みが感じられ、まろやかなソースが魚介と相性抜群!

”Raw/cooked” lobster with coral, with a carrot-lobster crisp

オマール海老の身は生と火入れの二種!
オレンジ色のソースに浮かぶオマール海老は、ビジュアル的にもとても豪華!

生のロブスターはぷるんと繊細で甘みが強く軽く火入れされたロブスターはふっくらと温かで旨みがぎゅっと凝縮
ロブスターのコーラル(濃厚な甲殻のミソや卵)を使ったクリーミーなソースはコクがあり、美味しい♬
パスタと和えても絶対に合うソースです!(笑)

「生」と「火入れ」の異なる海老と、コクのあるソースは相性抜群で、とても美味しいです。。。

Artichoke soup with black truffle, layered truffle mushroom brioche

Guy savoyのシグネチャーとも言える逸品!
淡いベージュ色のスープの表面には、黒々としたトリュフのスライスが花びらのように✿

黒トリュフの芳醇な香りがとてもよく、アーティチョークのピュレの滑らかな舌触りとコクが本当に良いです!トリュフ好きにはたまらないと思います♪
しかも、このスープ、おかわりを頂けるのです!私は、2杯おかわりしてしまいました♪

また、添えられた特製ブリオッシュは、小ぶりながら幾層にも重ねて焼き上げられた生地にキノコとトリュフの風味が練り込まれています
表面にトリュフバターが塗り、それを食べるともう病みつきに!
スープに浸して頬張れば、バターのコクとトリュフの香りが染みこんだブリオッシュがホロホロと崩れてスープと一体となり、幸せになれます♪

Bresse chicken ballotine with crispy skin ‘rice farci’ and chicken liver ‘gateau’

フランス最高峰と称されるブレス鶏を存分に味わえる逸品!
お皿には香ばしい香りが立つローストした鶏が盛られています!
ジューシーな鶏肉と旨味たっぷりのソースが絶品♬

お肉と同時に、ライスもサーブされ、鶏レバーのガトーと名付けられた小さなキューブ状の付け合わせが添えられています!ひと口頬張ると、滑らかなレバーのムースのような食感で濃厚な旨みとコクが広がり、ムース、鶏肉、ライスを一緒に食べると幸せになれますよ♪

Mystery sweet!

こちらは、Peach and Jasmineかと思いきや、違うスイーツが♬
スイーツ名もわかっていないのですが、とにかくさっぱりして果物のジューシーさが際立ち、とても美味しいです!
ほっこり幸せになるのが、器に下に隠れスイーツが♬
こういう小さな工夫もすごい大事だなって思いました!
ちなみに、ここからスイーツがずっと続きます♬

Celebration plate

今回は、家族のお祝い事でプレートを用意してもらいました♪
サーブされたときは、ろうそくも立っていましたよ!
ビジュアルも美しいだけでなく、めちゃくちゃ美味しかったとのこと!

Trolley of ice creams, sorbets, desserts jars and traditional biscuits

ここでデザートワゴンの登場
まるでお菓子の宝箱のようなワクワク感があり、テンションが上がります♪
スタッフがテーブルまで運んできた木製のデザートワゴンには、銀色の容器に入った色とりどりのアイスクリームやシャーベット、自家製プリンやムースが詰められたガラス瓶、焼き立ての伝統菓子の数々が所狭しと並んでいました!
バニラやピスタチオ、季節のフルーツを使った鮮やかなソルベなど好きなフレーバーを選べる楽しさに加え、小瓶に入った濃厚なチョコレートムースや、素朴なライスプディング、さらに、一口サイズのマドレーヌやフィナンシェ、サブレといったフランス伝統の焼き菓子も山盛り!

絶対全種類食べたいと思い、家族でシェアする形で、少しずつ取り分けてもらいました!
どのスイーツも驚くほどハイクオリティで、食後でも別腹で行けちゃいます♪

Peach and jasmine

桃とジャスミンのデザート!
お祝いプレートとテイストが似てたのかな?メニュー表と順番が異なっての提供でした!
桃のソルベは冷たく、濃縮された桃の甘みを感じられます!その下にジャスミン茶風味の淡いクリームがあしらわれており、桃の甘みと見事に調和♬
締めくくりにぴったりのスイーツでした♪
ちなみに、このコーヒーカップの下にも仕掛けが♬気になる方はぜひ訪れて確かめてみてください!

Guy savoyの内観

フランス国立造幣局として18世紀に建てられたモネ・ド・パリ(造幣局博物館)の一角に店を構えています!
歴史的建造物の重厚さと現代的デザインが調和した優雅な空間がなんとも素敵♬

店内は6つの小さなサロン(個室)に分かれ、それぞれに著名なフランス人アーティストによる現代アートの絵画や彫刻が飾られています!
大きな窓越しにはパリならではのセーヌ河畔の風景が望め、まさに”絵になるロケーション”!

高い天井や、重厚なカーテンといった調度品が醸し出す落ち着きは特別で、テーブル間隔もゆったり取られているためプライバシーもしっかりと保たれているのがまた良いポイント!
静かで品格ある個室空間でありながら決して堅苦しすぎず、居心地の良さも備えているため、初めて訪れる方もリラックスして食事を楽しむことができます!

Guy savoyの外観

モネ・ド・パリ(造幣局博物館)の内部にお店を構えているので、お店に行くまでも道がまるで宮殿みたいで素敵でした!
この階段で記念写真を取られる方もちらほら♬

Guy Savoyを予約するには?

Guy savoyのホームページからオンライン予約が可能です!
ホームページは、日本語でも見られるので予約フォームまでは簡単にたどり着けると思います!
予約フォームは英語の記載のみなので、英語苦手な方は、Google翻訳やDeepLなどを駆使して試みてください!
予約フォームを送信したら予約完了というわけではなく、メールで予約確定の連絡がきて初めて予約完了という形になります!

最後に

せっかくのパリ旅行やお祝い事(もしかしたらプロポーズ?)で、Guy savoyに行くかどうか悩んでいる方がいるのであれば、少なくともこのお店を選んで失敗することはないので、安心して選んでください!!
そして、何かお祝いをするのであれば、事前にメール等でお店に連絡することがよいと思います!
私は、母親のお祝いのプレートを用意してほしいとだけ伝えたにも関わらず、様々なところで気を使ってくれました!
パリ旅行を素敵な思い出にしたい方は、ぜひGuy savoyに訪問してみてください!
ランチでこんなに素敵だったので、夜はもっと素敵だと思いますよ!

Information

店名   : Restaurant Guy Savoy
住所   : 11, quai de Conti 75006 PARIS
営業時間 : 12:00〜14:00、19:00〜22:30
定休日  : 日曜、月曜、火曜
予算   : 300~1,000€
服装   : ドレスコード有
予約   : 完全予約制
SNS   : Instagram

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