インターコンチネンタル パリ ル グラン宿泊記:クラブラウンジ体験記

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クラブラウンジ

パリのオペラ座前にある5つ星ホテルインターコンチネンタルルグランにて、クラブラウンジ付きジュニアスイートに大人3名で1泊滞在!

今回は、格式ある歴史的ホテルでのクラブラウンジの体験についての記事になります!

実際に利用してみて、その期待以上の素晴らしい時間を過ごせたので、旅行者の視点から詳しくレポートします!
※本ブログで記載の写真は、著者が自身で撮影したものです

インターコンチネンタル パリ ルグランの宿泊記を見たい方は下記に記載していますのでぜひ!

クラブラウンジの基本情報(場所・営業時間・利用条件)

クラブラウンジの入り口

場所とアクセス

クラブラウンジはホテルの館内1階(日本式で2階)に位置しており、宿泊客用のカードキーで専用ドアから入室できます!

場所は建物中央のガラス屋根の中庭(ラ・ヴェリエール)を見下ろす位置にあり、オペラ座(ガルニエ宮)正面に建つホテルの素晴らしいロケーションを内部からも感じられる造りです!

営業時間

ラウンジの営業時間は毎日朝7時から夜21時までで、時間帯によって提供内容が異なります!

具体的には朝7:00〜11:00が朝食、14:30〜16:30がアフタヌーンティー(ティータイム)、17:00〜20:00がイブニングカクテル(カクテルタイム)、20:00〜21:00がディナー後のリフレッシュメントタイムという区分!

この合間の昼前後には特に食事提供はありませんが、ソフトドリンクや軽いスナックが置かれており、いつ立ち寄っても何かしら楽しめるようになっています!

誰が使えるか

クラブラウンジは基本的にクラブフロア予約者やスイート宿泊者、IHG上級会員など「クラブラウンジアクセス権」が付いたゲストのみ利用可能な専用空間です!

私たちはジュニアスイートをクラブラウンジ利用込みで予約していたため無料で利用できました(通常のお部屋でも追加料金を支払ってラウンジアクセスを付けることも可能です!)。

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ラウンジ内装と雰囲気:豪華さと快適さ

クラブラウンジの内装1

クラブラウンジに一歩足を踏み入れると、まずその豪華な内装でびっくりします!
重厚でエレガントな雰囲気で、まるで歴史ある貴族のサロンに招かれたかのような気分になります!

クラブラウンジの内装2

座席の構成は、ゆったりと配置されたソファ席やクラシカルなアームチェアとテーブルが中心で、個人利用から2〜4名程度のグループまで寛げるよう工夫されています!

滞在中、クラブラウンジの利用者は常に全体の1〜2割程度の埋まり具合(つまり定員の10〜20%ほど)で、非常に静かで快適!

広々としたラウンジ内に常時数組のお客様がいる程度で、席が不足することはまったくなく、我々も終始リラックスして過ごせました(写真からも、他のゲストがほとんど写り込まないほど空いていた様子がお分かりいただけるかと!)

パリのホテルは客室が手狭な場合も多いですが、こうしたクラブラウンジが利用できると、観光の合間にゆったり腰掛けてお茶を飲みながら休憩できるのがとても助かります!

クラブラウンジの内装9

ちなみに、様々な場所に動物の置物が置いてあり、私たちを出迎えてくれます!
結構可愛い♬

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提供される料理・ドリンク内容

クラブラウンジの食事・飲み物1

クラブラウンジでは、一日を通じて時間帯ごとに食事やドリンクのサービスがあります!

どの時間帯でも高級ホテルにふさわしいクオリティの飲食が楽しめましたが、特に後述するミルフィーユ(仏式ミルクレープのような多層パイ菓子)とアラン・ミリアのジュースは絶品で感動ものです!

朝食(7:00〜11:00)

朝食はクラブラウンジと別に1階レストラン「カフェ・ド・ラ・ペ」でのビュッフェも利用できるので、私たちはラウンジで朝食を取らずに、カフェ・ド・ラ・ペで朝食をとりました!

そちらの記事は、下記に掲載しているのでぜひ見てください!

アフタヌーンティー(ティータイム 14:30〜16:30)

午後のティータイムには、可愛らしいプチガトー(小さなケーキ)や焼き菓子、軽食サンドイッチなどが提供されます!

ティースタンド形式ではありませんが、ビュッフェ台に色とりどりのスイーツとセイボリー(塩味の軽食)が美しく並べられていました。特にミルフィーユはこの時間帯の目玉で、一口サイズながら幾重にも重なったサクサクのパイ生地と濃厚なカスタードクリームが織りなすハーモニーが絶品!

他にもオペラ(チョコレートとコーヒー風味のケーキ)やマカロン、フルーツタルトなどフランスらしいスイーツが揃い、甘党にはたまらない内容です。一方で、甘いものだけでなくキュウリやハムを挟んだフィンガーサンドイッチなどの軽食も用意されているため、観光の合間の軽い昼食代わりにも丁度よいラインナップです!

クラブラウンジの食事・飲み物8

アイスなどももちろん用意されています!

ティータイムの飲み物は、紅茶(ポットサービスで様々なフレーバーティーを選べます)やコーヒー、ソフトドリンク、その他諸々が自由にいただけます!

ここでも後述のアラン・ミリア社製ジュースをはじめ、高級ホテルならではの上質なドリンクが揃っていました!

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イブニングカクテル(カクテルタイム 17:00〜20:00)

夕方から夜にかけてのカクテルタイムでは、おつまみ類や軽食が提供されます!昼間とは一転し、ビュッフェ台にはフィンガーフード形式の前菜とデザートが半々ずつ並びました!

具体的なメニューは日によって変わるようですが、私たちが利用した際は以下のようなものがありました:

  • パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)など、フランスならではの高級前菜
  • シェーブルチーズ(ヤギのチーズ)やブリーチーズとクラッカーの盛り合わせ
  • スモークサーモンとディルのカナッペ
  • ミニサイズのキッシュやエビフライ
  • マカロン、フィナンシェなどの小さなデザート各種

アルコール類は、シャンパン(銘柄は日替わり)、赤白ワイン、ビール、蒸留酒(ジンやウイスキーなど)までひと通り揃っています!

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アラン・ミリアの高級ジュースが飲み放題

アランミリア

クラブラウンジで特に驚き嬉しかったサービスの一つが、アラン・ミリア(Alain Milliat)の高級フルーツジュースを好きなだけ味わえたことです!

アラン・ミリア社はフランスの高品質ジュースブランドで、厳選された果物を使った濃厚なピューレジュースやネクターで知られています!

日本の高級ホテルでも朝食ビュッフェなどで採用されることがありますが、インターコンチネンタル・ルグランのクラブラウンジではこのアラン・ミリアのジュースが複数フレーバー用意され、追加料金不要で飲み放題でした!!!

何本飲んだかわからないほど、たくさん飲みました!ミルフィーユもたくさん食べました!

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スタッフの対応とサービス品質

ラウンジ内には常時2〜3名ほどのスタッフがいて、サービス面も非常に行き届いていました!
私たちが入室する際には毎回笑顔で「Bonjour!」(こんにちは)と声を掛けて迎えてくれ、滞在中も何かと気にかけてくれました!

日本語は通じませんが、皆さん簡単な英語であれば問題なくコミュニケーションできますし、中には片言の日本語で挨拶してくれたスタッフもいて親しみを感じましたよ!

食べ物や飲み物の補充の頻度も申し分ありません。ビュッフェ台の料理が少なくなってくると、すぐにスタッフが新しい皿を持ってきて継ぎ足しており、常に出来立てに近い状態で楽しめました!
先述のミルフィーユも、人気で無くなりかけた頃合いに新しいプレートが運ばれてきて、常に補充されています!

他ホテルのクラブラウンジとの比較・利用シーン

クマもの置物

これまで私自身、アジアのホテルや日本国内の高級ホテルなど様々なクラブラウンジを利用した経験がありますが、インターコンチネンタル・ルグランのクラブラウンジはその雰囲気と上質さで際立っていると感じます!

ビジネス利用と観光利用のどちらに向いているかという観点ですが、どちらにもメリットがあると思います!
ビジネスで利用する場合、日中の空いている時間にラウンジでコーヒーを飲みつつ資料に目を通したり、ノートパソコンで仕事を行うこともできるかと!

観光目的の旅行者にとっては、朝食から夜までいつでも立ち寄れるオアシスとして大活躍!
観光地巡りで歩き疲れたら一旦ホテルに戻ってクラブラウンジで紅茶とお菓子を楽しみながら休憩する、といった贅沢ができるのはラウンジ付きプランの強みです!
パリ観光はどうしても歩く距離が長くなるので、午後のティータイムにホテルに戻ってこれる余裕があると体力的にも助かりました!

インターコンチネンタル・ルグランは伝統的ホテルでありながら最新のサービスとしてクラブラウンジを新設している点に好感が持てます!私見ですが、観光メインの方ほどクラブラウンジ付きプランの価値を享受できるように思いました!
もちろん出張で忙しいビジネス利用でも、朝食を素早くラウンジで済ませられたり、夜遅く戻ってきてから軽く一杯飲んで締めくくれたりと利点は大きいですが、昼間ホテルで過ごす時間が少ない場合は恩恵も限られるでしょう!
その点、観光旅行で時間の融通がきく場合には、ぜひ積極的にラウンジを活用してホテルステイ自体を楽しんでいただきたいです!

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まとめ – クラブラウンジ活用のアドバイス(時間帯・混雑回避)

最後に、これからインターコンチネンタル・ルグランのクラブラウンジ付き宿泊を検討している方に向けて、私なりのアドバイスをいくつか共有します。

  • おすすめの利用時間帯: クラブラウンジを最大限楽しむなら、午後のティータイムと夕方のカクテルタイムは是非体験してみてください。 特にティータイム(14:30〜16:30)は観光の合間の一休みに最適で、美味しいミルフィーユやお茶でリフレッシュできます。夕方のカクテルタイム(17:00〜20:00)は、一日の観光を終えてホテルに戻り、夕食前後に立ち寄るのがおすすめです。私たちは19時頃にラウンジで前菜とワインを楽しみ、その後、街へと飲みに繰り出しました!朝食も、ゆっくり起きてラウンジに行けば混雑知らずでエネルギーチャージできます。逆に本格的なビュッフェを求めるならカフェ・ド・ラ・ペも併用できますので、滞在日数が複数ある場合は両方試すのも良いでしょう。
  • 混雑回避のコツ: 私の滞在では終始空いていましたが、一般的にカクテルタイム開始直後(17時台)はその日の観光を早めに切り上げたゲストが集まり少し混み合う可能性があります。席数自体は十分あるので問題になることは少ないと思いますが、より静かに過ごしたい場合は少し時間をずらして18時以降に行くなど工夫すると確実です。
  • ドレスコードとマナー: クラブラウンジは格式ある空間ですが、堅苦しいドレスコードは特にありません!私たちも日中は観光カジュアルな服装で利用しました。ただし水着やバスローブ姿などは避けたほうがよいです!また、静かな環境なので大きな声での会話は控えめにし、お子様連れの場合も走り回らないよう注意が必要です!

以上が、インターコンチネンタル・パリ・ルグランのクラブラウンジ体験記と利用のポイントです!

ラウンジアクセス付き宿泊は決して安いプランではありませんが、それに見合う贅沢で快適な滞在時間を提供してくれます!
パリ旅行を検討中の方で、ホテルステイも思い出にしたいと考えているなら、ぜひインターコンチネンタル・ルグランのクラブラウンジ付きプランを候補に入れてみてください!

インターコンチネンタル パリ ルグランの宿泊記や朝食については下記に記事を掲載しています!

下記に、エールフランスのビジネスクラスの体験記やTipsを記載した記事を書いています!こちらは、あえてビジュアルよりも情報量多めで記載しています(特に往路)!初めてフランスに訪れる方、海外に慣れていない方読んでみてください!

下記は、パリで訪れた超人気フレンチの Guy Savoyについて記載した記事です!とても高級ですが、非常に良い思い出になるのでぜひ訪問してみてください!

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